【松山から四国カルスト】久万高原経由の日帰りドライブ|姫鶴平と天狗高原、両方行った感想

「四国カルストって、松山から日帰りで行けるの?」

天空の道と呼ばれる四国カルストは、写真で見ると遠い場所のように感じますよね。しかも姫鶴平と天狗高原という2つの名前が出てきて、どちらに行けばいいのか迷う方も多いはずです。

「歩いて、食べて、整える」を実践しているわたしが、7月に松山から四国カルストへ日帰りドライブに行ってきました。久万高原・美川スカイパーク経由で片道約2時間。姫鶴平と天狗高原、両方に立ち寄っています。

この記事では、実際に走ったルートと所要時間、それぞれの場所で何ができるか、そして「どちらに行くべきか」を両方行った視点でお伝えします。

読み終える頃には、自分の行きたい四国カルストがどちらなのか、日帰りで足りるのかが判断できるはずです。

結論からいうと、松山から日帰りで十分楽しめます。ただし、次は泊まりたいと思ったのも正直なところです。

行程・ルート概要

出発地松山市
目的地四国カルスト(姫鶴平・天狗高原)
所要時間片道 約2時間
ルート松山 → 久万高原 → 美川スカイパーク方面 → 姫鶴平 → 天狗高原
訪問日2026年7月
昼食持参のお弁当(天狗高原の展望台で)

松山から四国カルストへ|久万高原・美川スカイパーク経由のルート

松山市内から国道33号を南下し、久万高原町へ。そこから美川スカイパーク方面を経由して四国カルストへ向かうルートを選びました。片道約2時間の道のりです。

久万高原町までは国道33号が中心で走りやすく、信号も少ないため快適なドライブでした。その先は山道になり、カーブが続く区間もありますが、舗装状態は良好です。道幅が狭い場所では対向車とのすれ違いに少し気を使うものの、落ち着いて運転すれば特に不安はありませんでした。

コンビニやガソリンスタンドは久万高原町周辺まではありますが、高原へ入るとほとんど見かけません。飲み物や軽食、燃料は久万高原で済ませておくと安心です。

四国カルストの石灰岩が点在する緑の高原とうねる一本道
石灰岩が点在する高原を貫く一本道。天空の道と呼ばれる所以

姫鶴平|牛と草原、そしてアナグマに出会った

四国カルストのなかでも、写真でよく見る緑の草原と牛の風景が広がるのが姫鶴平です。

到着してまず驚いたのは、牛との距離の近さでした。柵越しではありますが、すぐそこで草を食んでいる牛を眺められます。

そしてこの日は思いがけない出会いがありました。アナグマです。

車を走らせていると、草むらの奥から小さな動物がひょこっと姿を現しました。近づいてみるとアナグマで、地面を掘るようにしながら餌を探している様子です。こちらを気にしながらもすぐには逃げず、30秒ほどゆっくり観察することができました。慌ててスマートフォンで写真にも収められなかったのは残念ですが、この日のいちばんの思い出です。

野生動物に会えるかどうかは運次第ですが、こういう出会いがあるのも高原の魅力だと感じました。

どこまでも続く草原と青空の組み合わせは、まさに「天空の道」という言葉がぴったりでした。遠くには風力発電の風車も見え、高原らしい開放感をより印象的にしてくれます。この日は風も心地よく吹いていて、夏でも涼しく過ごせました。

四国カルスト県立自然公園 姫鶴平の木製看板と青空
姫鶴平の看板。青空とのコントラストが気持ちいい
姫鶴平の放牧場で柵越しに近づいてきた茶色い牛
柵越しにこちらへ近づいてきた牛。想像以上に距離が近い

姫鶴平には宿泊施設と売店もあります。日帰りのわたしは立ち寄っただけですが、ここに泊まれば夜の星空と朝の風景が見られるわけで、少しうらやましく思いました。

天狗高原|遊歩道を歩いて、展望台でお昼

姫鶴平から東へ進むと天狗高原に着きます。同じ四国カルストでも、こちらは雰囲気がずいぶん違いました。

姫鶴平が広々とした草原を楽しむ場所なら、天狗高原は自然の中を歩いて景色を味わう場所という印象でした。木々が少し増え、遊歩道や展望スペースが整備されているため、散策を目的に訪れる人が多いように感じました。

ここでは遊歩道を少し歩きました。

遊歩道は往復40分ほど歩きました。道はよく整備されていて、普通のスニーカーでも問題なく歩けます。多少のアップダウンはありますが急坂というほどではなく、景色を眺めながら気軽に散策できました。歩くたびに見える景色が少しずつ変わるので、車を降りて歩く価値は十分あります。

歩いたあとは、展望台のあるところで持参したお弁当をお昼にしました。

四国カルスト周辺は食事のできる場所が限られています。時間帯や季節によっては混み合うことも考えられるので、お弁当を持参して展望台で食べるのはおすすめの選択でした。目の前に高原が広がる場所で食べるお弁当は、それだけでごちそうになります。

展望台からは山々が幾重にも連なる景色が広がり、晴れていたこともあって遠くまで見渡せました。吹き抜ける風がとても気持ちよく、時間を忘れて景色を眺めていたくなる場所でした。

天狗高原の駐車場に描かれた愛媛県と高知県の県境ライン
天狗高原の駐車場に引かれた愛媛県と高知県の県境ライン

姫鶴平と天狗高原、どっちに行くべき?

四国カルストを調べていると必ず出てくるこの2つ。両方行ったうえでの、わたしなりの整理です。

姫鶴平が向いている人。

  • 写真で見るような「牛と緑の草原」の風景を見たい
  • 遮るもののない開けた眺めを楽しみたい
  • 車を停めてのんびり景色を眺めたい

天狗高原が向いている人。

  • 少し歩いて自然のなかを散策したい
  • 展望台からの眺めをじっくり味わいたい
  • 落ち着いた雰囲気で過ごしたい

わたしはどちらかといえば姫鶴平のほうが印象に残りました。牛がのんびり草を食む景色と、偶然出会えたアナグマのおかげで、「四国カルストらしい思い出」が一気に増えたように感じたからです。

時間が許すなら、わたしのように両方回るのがいちばんです。姫鶴平から天狗高原までは車ですぐの距離なので、日帰りでも十分に両方立ち寄れます。

日帰りで足りる?次は泊まりたいと思った理由

結論からいうと、松山から四国カルストへの日帰りは問題なくできます。朝に出発すれば、姫鶴平と天狗高原の両方を回って、夕方には松山へ戻れました。時間に追われるような慌ただしさもありません。

それでも帰り道で思ったのは「次は泊まりたい」ということでした。

四国カルストは標高1,400m前後の高原です。ここまで空が近く、周りに街の明かりがない場所は、四国のなかでもそう多くありません。日中の景色があれだけ良いなら、日が暮れてからの星空はどれほどだろう、と考えてしまいました。

もう少し時間を気にせず、夕焼けから星空、そして朝の景色までゆっくり眺めてみたいと思いました。日帰りでも十分満足できますが、高原ならではの一日の移り変わりを味わうには、一泊する価値がありそうです。

姫鶴平と天狗高原には、それぞれ宿泊できる施設があります。標高の高い場所なので夏でも夜は涼しく、避暑を兼ねた滞在にも良さそうです。

四国カルストの宿の空室・料金はこちら:
星ふるヴィレッジTENGUの空室・料金を見る(楽天トラベル)
姫鶴荘・姫鶴平コテージの空室・料金を見る(じゃらん)

まとめ|松山から日帰りで行ける「天空の道」

最後に要点をまとめます。

  • 松山から四国カルストまでは久万高原経由で片道約2時間、日帰りで十分に楽しめる
  • 姫鶴平は牛と草原の開けた風景、天狗高原は遊歩道の散策と展望台の眺め
  • 2つは車ですぐの距離なので、時間があれば両方回るのがおすすめ
  • 食事処は限られるので、お弁当を持参して展望台で食べるのが快適
  • 日帰りできるが、星空を見るなら泊まる価値は十分にありそう

天空の道と呼ばれるだけあって、走っているだけで気持ちのいい場所でした。松山からのドライブ先を探している方は、候補に入れて損はありません。

松山発の日帰りドライブコースは、こちらの記事にもまとめています。

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