3月、ちょっと体を動かしたくなって、近場の垣生山へ行ってきた。
「登山」と言うと大げさな気もするくらい、気軽に行ける山だと聞いていたけれど、実際に行ってみたらその通りだった。装備もいらない、気合いもいらない。スニーカーとリュックだけで十分。むしろ「今日どこ行こうかな」くらいの気持ちで出発して、ちょうどよかった。さらに気分がよくて、そのまま弁天山まで足を延ばした。
垣生山ってどんな山?
松山市内からほど近い、標高118mほどの小さな山。地元の人が朝の散歩に使うような、そういう雰囲気の場所だ。
「近くに山がある暮らし」って、こういうことなんだと改めて実感した。車で少し走ればもう登山口で、駐車スペースもあって迷わずたどり着けた。コースも分かりやすく、道標もしっかりしているので、山に慣れていない人でも安心だと思う。
整備されているけど、コンクリートで固めすぎていない自然のまま感がいい。歩きやすさと、ちゃんと山を歩いている感の両方がある。
歩いた時間と距離
- 所要時間:登り55分・下り45分(合計100分ほど)
- 歩いた距離:3.1kmくらい
- 難易度:★☆☆(スニーカーで十分)
登りはゆっくり歩いたが、息が上がることはなかった。下りも足元が安定しているので怖さはない。「運動不足だけど山歩きしてみたい」という人の最初の一山としてちょうどいいと思う。
写真映えスポット・見どころ

山頂からの眺め

山頂に出ると、松山の町並みと、その向こうに海が広がっていた。「こんな景色が近所にあったのか」と、少し得した気分になる。
この日は曇り気味だったのだけど、それはそれで霞んだ感じが絵になっていた。晴れた日に来たらまた全然違う景色になりそうで、リピートしたくなる理由がわかる気がした。
緑のトンネル

登山道の途中、木々が両側からせり出してきて、自然のトンネルみたいになっている場所がある。光の入り方がやわらかくて、思わず立ち止まってスマホを出してしまった。
緑の中に差し込む光、というのは何度見ても飽きない。季節によって雰囲気も変わりそうなので、春の新緑や秋の紅葉の時期にも来てみたい。
途中の静けさ
山頂付近や展望ポイントに人はいるけれど、登山道の途中はわりと静かで、鳥の声だけが聞こえる時間がある。街の中にいながら、ここだけ切り取ったように静かなのが、この山の好きなところだ。
そのまま弁天山へ

垣生山を下りたあと、せっかくなので弁天山まで足を延ばしてみた。道はつながっていて分かりやすく、迷う心配はなかった。
弁天山は垣生山よりも人が少なく、静かな雰囲気だった。「ちゃんと来た人だけが知っている場所」という感じがして、それがなんとも心地よかった。喧騒から完全に切り離されたような、ちょっとした穴場感がある。
この2つをセットで歩くコースは、ほどよい運動量でまとまりもいい。「もう一山行ける気がする」という余力が残るくらいで、ちょうどいい疲れ具合だった。
登ってみての正直な感想
きつくなかった。本当に。
普段から朝トレでタバタをやっているせいか、息が上がることもなく、ゆっくり景色を楽しみながら歩ける余裕があった。「運動しに来た」というより「散歩の延長」に近い感覚。
ただ、物足りないかというとそうでもなくて、下山後はほどよく体があたたまっていて、すっきりした気分だった。「何もしなかった休日」と「軽く動いた休日」では、夕方の気分がぜんぜん違う。それを再確認できた一日だった。
持ち物・アクセスメモ
- アクセス:自転車・徒歩
- 駐車場:なし
- 服装:スニーカー+動きやすい服装でOK
- 持ち物:水、スマホ、気が向けばおやつくらい
特別な登山装備は不要。思い立ったその日に行けるのが、このコースのいちばんの強みだと思っている。
まとめ
垣生山+弁天山の2座セットは、「ガッツリ登山はちょっと…」という人にこそおすすめしたいコースだ。つながって歩けるので達成感もあるし、弁天山の静けさは思わぬご褒美だった。
朝トレの代わりに週末の山歩き、というのもアリだなと思い始めている。続きはまたレポートします。
次は最近行った滝の話も書くつもりなので、お楽しみに。


コメント